考えの整理

今日の昼友達の訃報が仕事中に母親から入ってきた。

 

小学生の頃はそいつともう1人の友達と毎日遊んでいた。

小6の頃はホントに毎日遊んでいて中学に上がっても僕自身がキャッチャーに挑戦するからと言って練習に付き合ってくれた。

中学1年の後半から急にそいつの態度が変わり僕自身を避けるようになった事をよく覚えている。

その当時、もう1人よく遊んでいた友達が不登校になった時期だ。

今でも後悔している。僕自身の軽はずみな一言でその友達を不登校に追い込んでしまった。

僕がそのことに気づいたの高校3年になってからだ。

たぶん、あいつは中学1年の後半で僕の発言が原因である事を気づいていて僕に対して怒り、嫌悪を感じ僕と距離を置いたんだろう。

 

思い出と言えば、小6の卒業式。僕は何でかわからないけど卒業生合唱の指揮者になっていた。

立候補したようなどうだったか曖昧な記憶だけど。

そいつはピアノをやっていて、卒業生合唱の伴奏を先生から任されていた。

音感のない僕はそいつと一緒に練習したり、アドバイスをもらうなどして一生懸命、指揮の練習をやったのをよく覚えている。

アドバイスの言い方がかなり雑というか、すごい不器用な奴だった。

 

中学野球最後の試合、僕はそいつの代打として試合に出た。

2年ぶりにそいつが僕に声をかけてくれたのをよく覚えている。

「決めて来い」なんて言って。なんか救われた気がして。

その打席、凡打っぽい当たりだったけどそいつの後押しのおかげでヘッドスライディングして何とか内野安打にできた。

中学野球生活最後の試合でヒットを打ったこと、そいつが2年ぶりに僕を応援してくれたこと。色んな感情が混ざって1塁ベース上で泣いたことを覚えている。

 

もう中学卒業してからだから約10年離れ離れになってさ。

久しぶりに名前を聞いたと思ったらどうやっても会えない状況作ってさ。

このご時世だから、顔見に行く事もできないし手を合わせる事もできない。

ホント不器用な奴だよ。

頭がよくて、不器用で、熱い奴で、友達思いな奴だったよ。

まだ実感湧かないから考えの整理として記録に残しておくよ。

 

小6の時3人で毎日聴いてた曲記録に残しておく

「思い出は億千万」https://youtu.be/mb2sX76tZwU