太宰治と僕
読書の秋到来間近。
皆さんはいかがお過ごしでしょう?
ここ最近、コロちゃんの影響で家に篭ることが多くなった。
Podcastでミッドナイトチャイムを聴きながら本を読む日々。
ミッドナイトチャイムはホントに勉強になる。
エロイラストレイターという視点から恋愛等思春期特有のあの感覚を紐解いていく感じ。
すごくいい。
今回は深夜の保健室に毎夜お邪魔していることを報告するわけではなく本なんです。
僕は小学生の時から太宰治の作品を読んで人格を形成してきた。
太宰の名前には自分の名前が入っていて当時はそれだけの理由で本を手にした。
あとはデスノートの作者、小畑健が本の表紙を描いていて手にしたのが太宰との出会いだった。
代表的な作品、太宰の遺書とも言われている「人間失格」の葉蔵のように道化とおべっかを貫くことが処世術であることを小学生ながら学んでいた。(葉蔵とは、作者太宰自身のことであることその本の巻末解説に書いてあって当時すごく衝撃を受けた)
今でもこの処世術は社会に出てからも意識している。
また、それに伴って道化とおべっかを貫くことですごく疲れる。
太宰はその負担から酒とドラッグに走った。
僕はこれから何に走るのだろうか?
なんでかわからないけど不安になって寝れない時ふと思う。
太宰は酒とドラッグに走って廃人となることで自身の悩みを解決した。
これも問題解決の在り方だと思う。
狂うことが人生を楽にしてくれる近道である。
自分にはそんな勇気はないけど、太宰の問題解決方法もいいなぁと思う。