尊敬するマッスル北村さんについて
就職活動。
面接対策で「尊敬する人は?」の答えを探した大学4年の今時期。
あの時はテキトーにネットで無難な人を見つけてテキトーにセリフとして覚えていた。
社会人になり人と多く接するなかで「死ぬ気で努力して死んだ人もいる。無理するな」という言葉を聞いたのは2年前。
「いやいや、そんなことある?」
Google先生にご教授願うと出てきたんです。マッスル北村。
著作権の都合で画像は載せれないがあの体を見てほしい。
体のデカさ。迫力。凄まじい。
調べてみると39歳という若さで亡くなっている。
死因は餓死。
「このデカさで?」
「めっちゃ食いそうだけど?」
ボディビルの大会に向けて減量している最中に低血糖症による急性心不全を発症して亡くなったそう。
救急車で運ばれている最中、妹さんが飴を食べてもらおうとするが拒否。
最後の言葉は「僕はそんなカロリーも摂りたくないんだ」
当時僕は記事を読んですごく痺れた。
生い立ちを追っているとどんどん魅了されていく。
憧れ。尊敬。初めて抱く感情だった。
今回は僕の尊敬するマッスル北村さんの伝説について紹介しようと思う。
伝説その1
東大中退、その後日本医科大入学するも中退。理由は筋トレをしたいから。
北村さんは、幼少の頃から「人はなんのために生きるのか?」という疑問を持っていた。
考えた結果「自分の限界に挑み続ける」という答えを出したそう。
そこから常に限界を挑むようになったそう。東大理Ⅱに2浪の果て合格。
すでに現役で早稲田大学と防衛大に合格していたが入学せずに東大入学を目指した。
その勉強方法が凄まじい。
妹さんの記録を読むと例えば単語帳1冊を覚えるなら24時間読み続けるとのこと。
何十回も単語帳を読み蛍光ペンで黄色、赤と覚えた単語をマークしていくが最後は黒で塗り潰す。
そしてまた同じ単語帳を買い同じことをしていたと。
妹さんに「僕はこの参考書を全部覚えるまでは家に帰ってこない」と言ったらホントに覚える帰って来なかったそう。
東大に入ることで自分の目標を見失った北村さんは、ボディビルと出会いボディビルで日本一を目指す。
ボディビルに出会ってからはトレーニングに没頭。
大学の授業にも出席せずひたすらトレーニング。
そしてトレーニングに専念するため東大を中退する。
一念発起して日本医科大に入学するも中退する。
伝説その2
2日で85kg→98kgまで増量。そこから1日かけて120kmマラソンし14kgの減量に成功する。
大会に向けての追い込みをしている最中、極端な食事制限により体のボリュームを失ってしまった。
そこで北村さんは大会までの残り3日で増量期と減量期を作りボリュームを取り戻す作戦を決行する。
増量期といえば半年かけて体に脂肪と筋肉を蓄える時期。
減量期は大会前3ヵ月前くらいから脂肪を落として筋肉のカットを出す時期。
これを3日に凝縮している。
ちなみにこの時のボディビル大会は優勝している。
伝説その3
自転車にハマった時期は倒れるまで自転車で走る。その距離16時間で200km
競技としての自転車というよりはサイクリングに近いのか。
中学生の頃、自宅から200km離れた奥多摩までの走行計画を立てた。
16時間漕ぎ続け彼は気絶してしまったそう。
目覚めた所は奥多摩病院の病室だった。
他にも伝説があるが中でもインパクトが大きい物を紹介した。
常に限界を超えることをテーマに生きてきたマッスル北村さん
中途半端な努力はせずに自分の納得がいくまで努力することを教えてもらった気がする。
まぁ無理は、ほどほど😅
参照:マッスル企画http://www2.odn.ne.jp/muscle-kitamura/omoidemokuji.html